屋外家具は固定すべき?固定の仕方やメンテナンス方法まで解説

屋外家具は固定すべき?固定の仕方やメンテナンス方法まで解説

お庭での時間を上質なものにしてくれる屋外家具ですが、毎回屋内に出し入れするのは非常に面倒です。ですので、出しっぱなしにできるよう固定した方がいいのかどうか、悩む方も多いのではないでしょうか。

そこでこの記事では、屋外家具は固定した方がいいのかどうか、屋外家具の固定方法やその後のメンテナンス方法まで詳しく解説します。ぜひ参考にしてみてください。


屋外家具は固定した方がいいのか


屋外家具を固定するかどうかは使用する家具や環境によって変わりますが、できるだけ固定するべきといえるでしょう。

たとえば、テーブルや大型のチェア、ソファなど、重量や大きさの問題で持ち運びが大変な屋外家具は、台風や悪天候の際に簡単に収納できません。その際、風で倒れてしまい、家具自体や周囲のものが壊れることを防ぐためにも、固定はしておくべきです。

また、持ち運びはできるものの、収納する場所がない場合も固定すべきでしょう。持ち運びが容易なものは重量が軽い分、風で飛ばされ、家具だけでなく周囲に被害が及ぶ可能性があります。以上のように、家具や周囲のものに影響がないよう、固定できるのであれば固定するべきだといえます。


屋外家具を固定するメリット


屋外家具を固定すると、具体的にどのようなメリットがあるのか3点ピックアップしました。それぞれ詳しくみていきましょう。

  • 出しっぱなしにできる

  • 転倒などの危険防止になる

  • 台風対策になる


出しっぱなしにできる

屋外家具を固定するメリットのひとつとして、常に出しっぱなしにできることが挙げられます。屋外は室内と違い、天候によって環境が変わります。

そのため、風が強い日などは飛びそうな家具を収納しないといけません。しかし、家具を固定してしまうことでそのような心配がなく出しっぱなしにできるので、収納する手間が省けます。


転倒などの危険防止になる

屋外家具を固定することで転倒のリスクを減らせることも、メリットのひとつといえるでしょう。

たとえばチェア類は、座ろうとした時や座っている時に転倒しそうになった、もしくは実際に転倒してしまったことなどは誰しもあることでしょう。固定することにより、このような危険を減らせるので、小さな子どもがいる家庭でも安心して使用できます。


台風対策になる

台風のような風が強い天候の場合、屋外家具をそのまま外に置いておくことは非常に危険です。しかし、しっかりと固定することで、台風の際も飛ばされる心配をなくし、収納する手間もなくすこともできます。

日本は台風が多い国のため、1年の多くの期間で台風が上陸する恐れがあります。そのたびに屋外家具を収納することは非常に労力がかかります。固定してしまうことでその手間と飛ばされるリスクを減らせることは、非常に大きなメリットだといえるでしょう。


屋外家具の固定方法


実際に屋外家具を固定する場合、方法としていくつかあります。その主な方法として以下の2点をピックアップしました。それぞれ詳しくご説明します。

  • 専用のチェーンや金具を使用する

  • 紐などで縛る


専用のチェーンや金具を使用する

屋外家具の固定方法のひとつとして、家具専用のチェーンや金具を使用して固定する方法があります。

チェーンや金具での固定は、基本的にはその家具自体の造りとして備わっている場合も多いですが、別売りで売っているものもあります。チェーンや金具で固定した場合、よほどのことがない限り取り外すことはしなくなりますが、固定の方法としては一番強固なため、安心できることがメリットです。


紐などで縛る

屋外家具の固定方法として次に挙げられるのが、紐などで縛ることです。手軽に行うことができ付け外しが容易なため、多くの方が紐などで縛ることで、屋外家具を固定しています。

このような方法は、台風対策で使われることが多く、椅子やテーブルなどをまとめて紐で縛って固定したり、フェンスなど頑丈なものに縛って固定したりします。その際、紐は細すぎるものだとちぎれてしまう可能性もあるため、ロープのように頑丈に作られているものを使用することがオススメです。

*参考 屋外家屋って固定すべき?台風が近づいてきた時の対策


固定する場合の屋外家具の選び方


台風対策など、その時限りの固定の場合は特段気にする必要はありません。もし、チェーンや金具で固定し、そのまま家具を出しっぱなしにする場合は、劣化しにくくメンテナンスがしやすい素材やカラーなどを選ぶべきでしょう。

ここでは、固定して出しっぱなしにする場合の屋外家具の選び方を、素材やカラー、デザインに着目して詳しくご説明します。


メンテナンスしやすい素材

屋外家具を固定して常に外に出しっぱなしにする場合、なるべくメンテナンスしやすい素材を選ぶことがオススメです。たとえば、人工ラタン(高密度ポリエチレン製)は雨や紫外線などに強いことはもちろん、水で丸洗いもできるため、日頃のメンテナンスのしやすさが特徴です。

また、ポリプロピレンなどのプラスチックも防水性が高く、汚れの拭き取りなどもしやすいため、日頃のメンテナンスがしやすい素材です。このように、固定して出しっぱなしにする場合は後々のことをしっかり考え、選ぶことが大切です。


汚れやキズが目立たないカラーやデザイン

固定して出しっぱなしにする場合、汚れても目立たないカラーや、損傷しにくいデザインを選ぶこともオススメです。たとえば、白に近い色は汚れや劣化による変色が目立ちやすく、黒に近すぎるとキズなどが目立ちやすくなります。ですので、その中間色のグレーを選ぶと、キズや汚れも目立ちにくくなります。

デザインもカラーと同様のことがいえます。たとえば、網目状に組まれたデザインはオシャレですが、出しっぱなしにしているとどうしてもその部分からキズや劣化が広がる恐れがあります。なるべく長く使用したい場合は、その点にも着目して選んでみてください。


固定した屋外家具のメンテナンス方法


固定して出しっぱなしにしている家具は、とくにメンテナンスを怠ると劣化が早く進んでしまいます。そこで、適切なメンテナンスを行うために、素材別にメンテナンス方法を詳しく解説していきます。


木製の場合

木製の屋外家具をメンテナンスする際は、日常的に布で乾拭きをすることが基本です。汚れがひどい場合は固く絞った布で水拭きも行うことができますが、木に水がしみ込まないように気をつけましょう。

また、木材は経年変化で色合いや風合いが変わるため、定期的なケアが必要です。たとえばステイン仕上げの家具は、放置するとひび割れを起こしてしまいます。長持ちさせるために、ステインの塗り直しを定期的に行いましょう。


アルミやスチールの場合

アルミやスチール製の屋外家具のメンテナンスは、木製家具と同じように日常的には乾拭きが基本です。元々こういった金属製の素材は錆びにくく汚れなどもつきにくいですが、表面に汚れやキズが付くと錆びやすくなります。そのため、汚れを見つけたらすぐに拭き取りましょう。

また、キズが付いた場合は早めに補修することで、錆の発生を防ぐことができます。とくにスチール製の家具は、定期的に防錆処理を施すことで、長くキレイな状態を保つことができます。


プラスチックや人工ラタンの場合

プラスチックや人工ラタンの屋外家具は、日常的なお手入れが非常に簡単で、通常は乾拭きで十分でしょう。汚れが気になる場合は水で濡らして絞った布で拭き取るとキレイになります。

もし、汚れがひどい場合は、中性洗剤を薄めた水を使い、布に含ませて拭き取るとよいでしょう。また、使わない時にはファニチャーカバーをかけるか、涼しく乾いた場所に保管することで、家具の寿命を延ばすことができます。

*参考 【屋上テラス】「屋外家具」を長持ちさせるには?<素材別>特徴とお手入れポイント


屋外家具購入はNU PLACEがオススメ


固定して屋外に出しっぱなしにしても耐久性があり、メンテナンスもしやすい屋外家具の購入を検討している場合、「NU PLACE」がオススメです。NU PLACEは、優れたデザイン性もさることながら、耐久性やメンテナンス性の高い屋外家具も多数揃えられています。

常に屋外に設置されてある飲食店や商業施設のテラスなどにも利用されていることから、その耐久性やメンテナンス性の高さがうかがえます。カタログ請求はもちろん、ウェブカタログの閲覧もホームページから簡単にできるため、屋外家具を求めている方はぜひ、「NU PLACE」のホームページをのぞいてみましょう。

*参考 NU PLACE


まとめ|屋外家具の固定は正しい方法で行おう


この記事では、屋外家具の固定方法や固定後の素材別のメンテナンス方法などをご紹介しました。屋外家具は正しい方法で固定することで、台風などの悪天候の際も安心できます。

また、固定して出しっぱなしにする場合は家具のメンテナンスも怠らないようにしましょう。この記事の内容を参考に、お気に入りの屋外家具で楽しいエクステリアライフを送ってみてはいかがでしょうか。